PLDDという新しい治療┃ヘルニアにはレーザー治療がある

ガン治療の最新世代

女性

インフルエンザ注射のよう

樹状細胞は私達の体の中に存在する細胞ですが、数はごくわずかです。この樹状細胞にガンの目印を認識させると、樹状細胞は免疫細胞にガンの目印を教え攻撃するよう指令を出します。樹状細胞が直接ガンを攻撃するわけではありませんが、ガンを効率よく攻撃するための精鋭部隊と言ったところです。ガン治療の最新世代として注目を集めているのが、樹状細胞療法です。この樹状細胞の特徴を活かし、正常な細胞を傷つけずにがん細胞だけを攻撃する治療法として世界中で研究がされています。患者さんの体内から採取した樹状細胞を培養しワクチン化して、患者さんに注射をします。わかりやすい例でいえばインフルエンザの予防接種のようなものです。あらかじめ体にインフルエンザウィルスを認識させることで、感染を防ぎますし効果は一定期間持続します。

オーダーメードのワクチン

抗がん剤の治療では、がん細胞だけでなく正常な細胞まで傷つけてしまうため様々な副作用があります。樹状細胞療法なら、がん細胞だけを狙い撃ちしますし、もともと自分の体の中にあった細胞ですので拒絶反応も起きません。樹状細胞療法を受けるには、治療を受けている病院での診療情報提供書や血清データなどの資料が必要です。医師と相談後に血液検査をして樹状細胞療法に適しているかどうかの判断をします。その後、患者さんから成分採血を行い樹状細胞を採取し3週間かけて培養します。そしてワクチン化したものを注射しますが、2週間に1回の割合で注射します。3カ月程度経過したところで、効果があるか確認し次の治療方針を決めます。まさにオーダーメードなガン治療です。